代わりにドッグフードを与えても良いか

ドッグフードの特徴

犬は雑食で、穀物や野菜も食べます。
タウリンを自分の体内で生成することができ、野菜などから摂取したβカロテンをビタミンAに変換する酵素を持っていますし、野菜や肉をそのまま食べても必要な栄養素に変換することができるため、未加工の食品がそのまま入っていたりします。
原材料には主に肉類が多く含まれています。

キャットフードの特徴

雑食である犬に対して、猫は完全な肉食です。
肉食である猫は、βカロテンをビタミンAに変換する酵素を持っていません。
そのため、猫が身体の中で作り出すことのできない成分(タウリン、ナイアシン、ビタミンAなど)を補えるよう、直接ビタミンが加えられているなどの配合になっています。
中でもタウリンは、不足すると失明や心筋症などの危険性があるためキャットフードからの摂取が欠かせません。
原材料には肉や魚が多く含まれていて、高タンパク、高脂肪、高カロリーでドッグフードよりも栄養価が高く、それらはドッグフードの約二倍といわれています。

【参考】キャットフードとタウリン:http://www.richmondvt.com/taurine.html
このように、キャットフードもドッグフードも、それぞれの体の構造や必要な栄養素を考えて作られています。
そのため、猫にドッグフードを与えたり、逆に犬にキャットフードを与えたりするのは良くないと考えられます。
猫にドッグフードを与えた場合には、野菜や穀物などの消化できないものを食べることから消化不良を起こしたり、足りない栄養を補えずに栄養障害、アレルギーを引き起こします。
犬にキャットフードを与えた場合には不要な栄養を取りすぎることで栄養過多、肥満、また中毒など、猫にも犬にもさまざまなリスクがあります。
猫と犬両方を飼っている場合は、誤ってお互いのフードを食べてしまわないように保管場所に気を配るなどしましょう。