フレークタイプのキャットフード
原材料に余分なものが入っておらず、かつ価格もリーズナブルで魅力的なのがフレークタイプのキャットフードです。ウェットの中では比較的よく見かけるタイプですが、具体的には以下のような特徴があります。
素材本来の味わいが楽しめる
魚や肉の身をほぐしてあり、素材そのままの味わいが楽しめるのがフレークタイプのキャットフードです。また魚や肉本来の香りも強く、猫の食いつきがいいウェットフードです。
食品添加物フリーのものが多い
フレークタイプのキャットフードの魅力は、食品添加物フリーの商品が多くあることりまです。魚や肉の身をほぐし水で煮ただけのシンプルな加工のフードが多く、缶詰やパウチなどの包装容器だけでフードの保存性を高められるため、食品添加物をあまり使用していないものがよくあります。
より安心・安全性の高い無添加のウェットフードを与えたいと考えているなら、フレークタイプから探すと見つかりやすいでしょう。
野菜や穀類不使用のものが多い
ペースト状になっている他のウェットフードと異なり、フレークタイプの場合は魚や肉のみを原材料にしたものが多い特徴があります。そのためグレインフリーにこだわりのある方やタンパク質源のみをドライフードにトッピングしたいという時、猫の消化が落ちて野菜や穀類の消化が負担になる時、効率よく消化吸収できるものだけを与えたい時はフレークタイプのウェットフードがあると便利です。
フレークの形状で食べやすさが変わる
フレークタイプは猫の年齢や嗜好に合わせてフレークの形状を粗めから細かめまで、様々な形状にしてあります。例えば噛む力が弱くなる高齢の猫には、フレークを細かく仕上げているものがあります。
よく噛んで食べる猫には粗目のフレークを、逆に噛む力が弱くなった猫には細かめのフレークを選んであげるのがお勧めです。
原材料がシンプルなため、おかず向き
フレークタイプのウェットフードは原材料が魚や肉のみなどシンプルなものが多いフードです。そのため主食というよりはドライフードにのせるトッピングに向いています。
主食としてフレークタイプのフードを与える場合は総合栄養食と表記のあるもの、またタンパク質源以外の食材も適度に加えてあるものを選ぶとよいでしょう。
種類が豊富で選択肢の幅が広い
フレークタイプはウェットフードの中ではスタンダードな位置を占めているフードです。そのため使われている原材料や味、価格帯や量の幅が広く、さまざまな種類のものが販売されています。
選択肢の幅が広いため猫の嗜好にも合わせやすく、また使い切れる分量のもの、家計に負担がかからない割安のものも多くあります。
飼い主さんが安心して購入できるフードが多いのがフレークタイプの特徴です。
ウェットフードを選ぶ時に、まず目に入ってくることが多いのがフレークタイプですが、ウェットフードには種類ごとにそれぞれ特徴があります。
ぜひ我が家の猫に合うかどうか、また飼い主さんの生活スタイルに合うかどうかを考えながら選んでみてください。
