高齢猫用キャットフード

年齢別に、身体の変化と必要な栄養素を見ていきましょう。

高齢期(7~10歳)

これくらいの年齢から、徐々に身体の機能が衰え始めます。
身体が衰えると同時に運動量が減ってくるため、若年期と同じ摂取カロリー、同じ食事量だと肥満になりやすく、肥満は様々な病気の原因となります。
低カロリーで栄養価の高い食事が大切です。

オメガ3、オメガ6脂肪酸、DHA、EPA:皮膚や被毛の健康に役立つ
グルコサミン、コンドロイチン、カゼインホスホペプチド(CPP):関節のサポート、関節炎予防
【参考】関節サポートに:http://www.sandiegoperforms.com/whats_playing/member_links.html

老齢期(11~14歳)

高齢期よりも早いスピードで老化がやってきます。
食欲と消化機能が落ちてくるため、一度の食事量が減ります。
少量で良質な栄養素を摂取でき、おなかに優しく消化に優れたフード(穀物が使われていないなど)を選びます。

  【参考】グルコサミン入りフード:http://www.dominickscafe.com/glucosamine.html
ビタミンE:血管壁を上部にする(動脈硬化予防)
ビタミンB2、ポリフェノール:免疫機能を高める抗酸化成分が含まれる
リン、ナトリウムを控える:心臓や腎臓に負担をかけるため(心臓・腎臓病予防)

長寿期(15歳~)

平均寿命を超える15歳以上の猫は、長生きといわれます。
一日のほとんどを寝て過ごし、以前のように運動することもなくなってきます。
筋肉が衰え、食事量が少ないため、痩せやすくなってきます。
高齢期、老齢期で摂取すべき栄養素に加えて、以下の栄養素も積極的に摂取させたいところです。

たんぱく質:良質なたんぱく質で筋肉量を維持する
カルシウム:骨と歯の健康に役立つ
粒の小さなドライフードや柔らかいウェットキャットフード:顎の弱い猫でも食べやすいフードに変える

バランスのよい食事が身体を作り、シニアの猫がかかりやすい病気を予防してくれます。
いつまでも健康に、1日でも長生きしてもらいたいものです。

【参考】
シニア猫に配慮したフード:http://ballplayers.jp/shimizu/#contents
年齢別フード:http://www.feesummit.com/nekononennrei.html

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