キャットフードの計り方
キャットフードのパッケージには年齢や体重、活動の多さ(大人しいか、もしくは活発か)別に、一日に与えるべきフードの推奨量が記載されています。フードの推奨量はグラム単位で記載されているため、猫に与える場合は計量器などでフードの重さを計ってから与えなくてはなりません。
ただし毎回計量器を使う方法だと、手間がかかることもあります。
そこで簡単にフードを計り、手早く猫にご飯を与える方法をご紹介します。
計量カップや透明の使い捨てカップで計る方法
フードの量を計るのに便利なのがキャットフード専用の計量カップ、もしくは透明の使い捨てカップや上部を切り取ったペットボトルなどです。計量器にカップもしくはペットボトルをのせた状態で目盛りをゼロに(もしくは容器の重さをメモする)して、カップの中に一日分、もしくは一回分の計りたい量のフードを入れます。
フードを入れたら平らにならし、計量カップなら目盛りを確認します。
使い捨てカップや上部を切り取ったペットボトルを使用する場合は、油性マジックなどでフードが入っている分量のところに目盛りを入れます。
次回フードを計る時は、その目盛りに合わせてカップにフードを入れましょう。
計量器を使わなくても、前回と同量のフードを簡単に計れるようになります。
フードスコップ1杯の量を計る方法
フードストッカーにフードを入れて保管している場合は、フードスコップ1杯のグラム量を知っておけば簡単にフードを計りながら出し入れすることができます。方法は上記と同じように、計量器にフードスコップをのせた状態で目盛りをゼロに(もしくはスコップの重さを確認する)して、スコップの中にすりきり一杯分のフードを入れます。
すりきり一杯のグラム量がわかったら、キャットフードの一日推奨量をスコップ一杯のグラム数で割り、一日何杯与えればいいかを計算して与えます。
(例:一日推奨量100g÷スコップ1杯20g=一日5杯、一日2回給餌なら一回2.5杯)
あらかじめ目盛り付きのフードスコップを購入しておくと、端数が出た時に量が計りやすくなり便利です。
とても便利な計量機能つきスプーン
すくったフードが何グラムかその場で自動で計量してくれる、便利な計量機能つきスプーンもあります。キッチン用品として販売されているものもありますが、ペットフード専用の計量スプーンもあるため、簡単に素早くフードのグラム数が知りたい人は入手してみましょう。
ちなみにキャットフードの一日量、またカップやスプーン単位のグラム数はフードを切り替えると変わることがあります。
自動計量してくれるスプーンなら、フードの切り替え時に1からグラムをはかったり、目盛りを調べ直したりする手間がないため便利です。
目盛り付きのフードボウルで計る方法
フードボウルには目盛りつきのものもあります。目盛り付きのボウルはフードの量をはかる時だけでなく、猫が一日どの位水を飲んだか調べたい時にも便利でお勧めです。
フードボウルを使ってフードのグラム数を計る場合も、カップやスコップを使って計る方法と同様に、計量器にボウルをのせて目盛りをゼロ(もしくはボウルの重さをメモ)にして、ボウルに一回分量のフードを入れて計量します。
ボウルの中のフードをならして平らにし、どの目盛り分までフードを入れたか確認しましょう。
次は計らずに、その目盛り分までフードを入れます。
猫に食事をさせる時、毎回、計量器でフードの重さをはかるのは大変な時もあります。
目盛り付きの容器を利用したり、便利なペット用グッズを用意したりして、ぜひ簡単にフードを計る方法を探してみてください。