パテタイプのキャットフード
ペースト状になったフードをパテ（テリーヌ）のように仕上げているのがパテ（テリーヌ）タイプのキャットフードです。肉や魚、その他の具がペースト状になっているため噛む力が弱い子猫や高齢猫にも与えやすく、また猫の消化に負担をかけないため猫が体調を崩した時にも使いやすいフードです。
その他には以下のような特徴があります。
肉や魚以外の食材が豊富に含まれており、総合栄養食が多い
ペースト状のパテ（テリーヌ）タイプでは食材を細かくすりつぶすことができるため、素材そのままの状態では猫に食べてもらいにくい野菜や穀類など、バラエティにあふれた食材が使われています。そのため栄養バランスに優れたものが多く、総合栄養食と表記のあるものをよく見かけます。
ウェットフードを主食にしたいと考えている場合は、パテ（テリーヌ）タイプから探すと見つかりやすくて便利です。
ドライフードと同じように原材料に聞き慣れない名前のものが使われていないもの、食品添加物がなるべく少ないもの、また猫の年齢や成長ステージ、食の好みや体質に合うものを探し、愛猫にぴったりなものを選んであげましょう。
海外ブランド製のフードが多い
またパテ（テリーヌ）タイプは、海外の有名なペットフードメーカーが手掛けているフードが多いという特徴があります。その多くは総合栄養食として販売されており、猫の体質別・各種疾患予防に合わせて食材と栄養がバランス良く配合されています。
安心できるメーカー製品の中からウェットフードを選びたいという方や、主食をウェットフードにしたい方、また猫の健康維持のためにより良いフードを選びたい方はまずパテ（テリーヌ）タイプのフードから探すと見つけやすいかもしれません。
ペースト状になっているため、薬やサプリなどをあげる時に便利
また、毎日の食事に加えて動物病院から処方された薬やサプリなどを飲ませなくてはならない時に、ペースト状になったフードがあると薬やサプリを隠して飲ませやすく便利です。水気の多いフードに包むと与える前に薬やサプリが溶けてしまうことがありますが、パテ（テリーヌ）タイプなら包みやすく薬やサプリの匂いを誤魔化してくれます。
薬・サプリ嫌いな猫がいるならいざという時のために常備しておきたいフードです。
ペースト状で消化しやすい
パテ（テリーヌ）タイプは食材をペースト状にすりつぶしてあるため、猫に元気がない時や幼齢・高齢で噛む力が弱い時などに与えると消化しやすく安心です。ただしパテ（テリーヌ）タイプはドライフードと同様、総合栄養食として販売されているものが多く、中には猫の体質や嗜好に合わないものが食材として混ざっていることもあります。
選ぶ時は猫が好んで食べるかどうかはもちろん、毎日与えても心配ないか体調や排泄物の様子などを確認して、猫にぴったり合うものを選んであげましょう。
ドライフード嫌いな子の主食としてウェット与えたい時に便利なのが、パテ（テリーヌ）タイプです。
ウェットで総合栄養食をお探しなら、まずはこのタイプの中から探して選んでみましょう。
